授業中の色々

こんばんは。文化祭・体育祭という二大行事が終わり,浮き足立っていた生徒達も少しは落ち着いてきました。次の大きな行事は来月の修学旅行です。高2の担任なので,色々決めたり提出させたり慌ただしいです。

相変わらず生徒はコメントに色々書いてくれているのですが,今日は私が授業中にしている細々したことをまとめて書きたいと思います。教科指導に直接関わらないというか,英語以外でも使えるかなーというものが多いです。普通のことばかりなので,されている方もおられると思います。

◯授業前に洋楽
休み時間が5分くらい残っているタイミングで教室に行って洋楽をかけます。1Dやテイラーは知っている生徒も多いのでよくかけます。生徒がCD貸してくれたりも。私にとっては「早めに教室に行く」と理由の一つになっています。生徒も「先生の授業は洋楽かけてくれるから好き」と言ってくれるので,まぁ英語に対するごく軽い動機づけになればいいな,くらいです。
ちなみに私は授業ではiPad&ロジクールのBluethoothスピーカーhttp://p.tl/sOakを使用しています。

◯全員座ってから50分授業スタート

チャイムが鳴ってから教科書を取りに行く生徒をいちいち叱るのが嫌になって二学期から導入。全員揃って座ったらキッチンタイマーで50分測り始めます。授業終了のチャイムが鳴っても平気な顔して「みんなは残り2分あるからねー」などと言います。とは言えチャイムが鳴って廊下を他の生徒が行き来する中集中するのは難しいと思うので,授業の最後にした小テストの採点やらコメント書きやら,そう負荷のかからない活動にします。それでも私のストレスは減りました♡
チャイムが鳴ってから教科書を取りに行く生徒はかなり少なくなりましたし,生徒同士で「先生まだスタートしてないから早く座って!!」などの声掛けが生まれたのが嬉しいです。

◯眠気覚ましにストレッチ

寝ている生徒にはまず「体調悪い?」と聞いて,大丈夫そうなら「よーし頑張ろう」と言って起こします。「今ここやってるから黒板見て書いて」などの指示を出すとその後目が覚めやすいようです。
ただ5時間目や体育の後など多くの生徒が眠そうな時はクラス全員でストレッチをします。座ってできる簡単なものばかりですが,首や肩を中心にほぐすと血行が良くなって眠気がひきます。なかなかしない女子には「肩甲骨の間の筋肉が柔らかいと痩せやすい(←本当らしい)」と言って肩を回すストレッチをさせると喜んでします(笑)

◯生徒の姿勢をよくしたい時は美容っぽい話

授業中の生徒の姿勢,悪い悪い!頬杖をついたり足を組んだり,机に突っ伏したり。「寝てないんだからいいじゃん」と言われもしますが,授業をしているこちらとしては嬉しいものではありません。そういう時には「同じ手でばかり頬杖をついていると顔が歪む」「足を組むと骨盤が歪む」「机に突っ伏せる姿勢は内蔵を圧迫するから痩せにくくなる」などの話をします。全部事実です。勤務校は女子が多いこともあって頭ごなしに「姿勢をよくしなさい」と言うより効果があります。合理的というか,「それをすることにメリットが有るならする」って,あんまり教育的じゃない気もするんですが…。
男子生徒に対しては「姿勢がいい方が絶対かっこいい。男前に見える」と言うと手っ取り早いです♡笑

今のところ意識してしていることはこれくらいです。板書なりトークなり,細々していることはある気もするんですが。

結局英語の授業に関係するものはほとんどなかったですね。音読や小テストの方法についてはまた改めて書きたいと思います。

最後に今後参加予定の研究会を2つ。

10月12日(土)

LET関西支部秋季研究大会@関西大学(千里山キャンパス)

11月16日(土)

6回山口県英語教育フォーラム@山口県労福協会館

どちらも,好きな先生が来られるからという相変わらずな理由が大きいのですが,色々勉強してきたいと思います。特にLETのほうは修学旅行(北海道)から帰った翌日なのでハードですが,今から楽しみです♪

担任業務もとても楽しくて勉強の日々です。ただ,それにかまかけて授業が蔑ろになるのはやっぱり違うと思うのです。学校のシステムに問題がある場合もありますが,私の場合は部活も校務分掌もそれほど負担の大きいものではないので,今のうちに色々吸収したいと思います!また備忘録ブロブを書くと思いますので,よろしければ御覧ください。

朝晩が涼しくなったかと思えば,日中は汗ばむ陽気を通り超えて暑い日も多いですね。マスクをしている生徒が一気に増えました。みなさんもお身体にはくれぐれもお気をつけ下さい。

ではでは,あまり考えたくありませんが9月最終日も頑張りましょう*゜
広告

生徒の否定的コメントについて

こんばんは。

 

勤務校は昨日が文化祭でした。普段学校でつまらなそうにしていることの多い生徒が嬉しそうにバンド演奏していたり,クラスで協力して出店をしていたり,日頃と違う顔が見られて嬉しかったです。
明日は1日家の用事で動けないので,来週に向けてちょっとだけ仕事してきました。夕方帰ろうかなーというところに部活帰りの男子生徒(隣のクラス)が。他の先生を探していたけれどおられなかったので私と雑談することに。

志望校が私の出身大学なので入試について話したり,授業についておしゃべりしたり。そこで言われたのが「先生の授業、正直わかりにくいっす」という言葉。率直に話をしてくれる子だったので詳しく聞いてみると,その子の中で「英語がわかる=日本語に訳せる(or日本語で考えて内容がわかる)」だということが判明。「去年の先生はどうやって授業されてたの?」と聞くと「全部書いて訳してました」という,やっぱりか半分衝撃半分の返事。「あの先生はなんというか真面目だったので,前の授業終わったらすぐ来て全部書いて説明してました」と,まるで私が真面目じゃないような言い草まで(笑)

「それでわかりやすかったの?」という質問には「まぁまぁわかりましたね」で,「テストも点取れたし?」には「まぁ,日本語があれば」と。
うーん,と思ってしまいました。確かに私の授業は文法の説明が下手だったり指示が明確じゃなかったりと問題もたくさんあるけど,文によっては助詞を入れたり少し言い回しを変えれば訳せるくらいまで説明して板書しています。それを「全部を日本語にしないからわかりにくい」と言われてしまうと…。その生徒は自身の語彙不足を自覚していたので,そもそも単語を知らないと読めないでしょ,という私の言葉には納得はしていました。しかしまだモヤモヤが残ったらしく言われた言葉が「先生が夏の補習に長文のワーク選んだ時はさすがだなって嬉しかったけど,なんか違いました。俺,長文を読むコツが知りたかったんスよ。」

 

甘 え る な

 
と思いました。さすがに言わなかったけれど。
その代わり「英語の授業中に英語で書いてることを日本語で理解してそれが何になるの?全文訳せ,なんて問題入試に出ないでしょう」という旨のことを言いました。あくまでも笑顔で。
でもきっと私の授業を「分かりにくい」と思っている生徒は他にもたくさんいるんですよね。「最近英語(もしくは授業)が楽しいです」なんて嬉しい言葉を書いてくれる子もいるけど,それに自惚れて英語が苦手な生徒のことを考えないなんて教師として最低。


「英語を(主にリーディングを通して)分かる」って何だろう,というのはきっと私の永遠のテーマなのですが,生徒の声はそれを考える上で大切な示唆を含んでいると思っています。なので,私が今まで生徒に言われた批判的な感想を思い出せる限り書いていきます。直接話して聞いたものもありますが,授業時の小テストの裏に書いてもらったものが多いです。

タイプ1…私の授業方法等について

・板書の色を分けてほしい(熟語は黄色,関係代名詞は赤など)
・プリントをたくさん配るのはいいけど,どう保存すればいいのか分からない
・テスト直しのやり方が分からない
・男女ペアで音読するのは恥ずかしい
・訳を教えてほしい(特に一学期前半に多かった)
・7時間目なのに板書が多くてしんどかった
・グラフィックオーガナイザーの矢印の意味が分からない

タイプ2…生徒との諸々の不一致が原因と思われるもの
・進度が遅い気がする
・進むのが速い(こっちのほうが上より多い)
・単語が分からないから要旨を聞かれてもさっぱり
・英語読めないから音読したくない。ふり仮名ふってほしい。

タイプ3…英語,もしくは私への嫌悪感によるもの
・英語嫌い。勉強したくない。
・眠いだるいわからない
・やってることの意味がわからない。全部わからない。
タイプ3を書く生徒は勉強全般に対するやる気が低いか,私と反りが合わない生徒です。

一番ぐさっと来た最後の感想を書いた生徒は担任もしていたので,余計ショックでした。ただこういうことを書く生徒は直接話して応援すると結構頑張ってくれるので可愛いです。ちなみにこの生徒は最初は刺々しい反応をしてましたが一学期の途中からかなり懐き,学期最後の授業評価アンケートでは実施中に「まいちゃんは全部いい点だよ♡」と言っていたので,「授業アンケートって人気投票みたいで意味ないなー」というまた別の感想を覚えました。

こうやって書いてみると,授業方法についての感想は至極まっとうなものもたくさんあって,自分の授業を考える上でとてもありがたいです。これらを参考にして今は板書は色を変え,保管してほしいプリントは端を切ってすぐノートに貼れるようにしています。
今日の生徒みたいに直接話してくれる子がいれば助かりますが,そうもいかないので授業時の小テストに感想を書かせるのは続けていきたいです。嬉しい事を書いてくれる子もいるので。

今日生徒と話していて最後の方に言った「あのね,みんなに『なんとなく分かった感』を与えるだけなら訳ばっかりするよ。でもそれじゃ意味ないと思ってるから色々してんの。年重ねたら自分のスタイル変えにくいけど,25やそこらで『私の授業はこれでいいんだ』なんて思っちゃだめだよ。試行錯誤しないと。そこに君たちを巻き込むのは申し訳ないと思ってるけど,まぁ付き合ってよ」というのは,本当に自戒を込めた本心です。私の勢いに気圧された生徒に悪いことしてしまいました(笑)


せっかく始めたブログでいいことばっかり書くのは気持ちがいいし他の人にもよく思われるだろうけど,「私の授業や考え方,いいでしょ。どや☆」だけじゃ浅いですよね。今後とも生徒から言われた否定的なコメントや授業しててやりにくいと思うところなども書き記していきたいと思います。よろしければお付き合いください。そして,「その考えは違うんじゃない?」や「自分だったらこうする」などご意見を教えていただければなお有り難いです。
台風が接近している地域の皆様,お気をつけ下さいね。

私は来週の体育祭に向けて,もう一頑張りです。

それでは,また*゜

英IIの授業の進め方

 
こんにちは。今日は現実逃避を兼ねて,私が今している授業の進め方をつらつら書いていきます。
 
学年:高2
クラス数:4クラス(5分の4)
教科:英語Ⅱ
授業数:週3回
使用教科書:POLESTAR English Course II(数研出版)
その他の教材:付属のノート(左側に本文・右側に新出単語・訳・日本語穴埋めの要約)・自作プリント
 
生徒の学力:あまり高くありません…。POLESTARが初見でなかなか読めないのが現状です。最初それを知った時は「どーしよー…」って感じでしたが,今はあの手この手を考えています。ただ,教科書を選んだ去年の先生(今年はおられない)に選んだ意図を聞きたい気持ちはあります。
 
授業方針(というか現実):ボトムアップ時々トップダウン
 
使用言語はもっぱら日本語です。採用試験の時点で主任に日本語使用を推奨され,実際少し英語でしてみて手応えがさらさらなかったので,恥ずかしながら日本語で進めています。
 
 
(事前準備)
各Partで教えるべき内容を文法と内容に分けて書き出します。授業とテストの乖離を避けるため&同じ授業を1クラス担当されている非常勤講師の先生との共通認識を持つためです。
画像
 
①単語・熟語確認
いきなり「要旨を問う発問」をして失敗した4月を反省し,まず単語と熟語を確認します。写真のようなプリントを作って,熟語の意味を2択で選びます。その際,前段階として付属のノートの本文に①②といった番号を振らせます。説明時に「どこ言ってるかわからない!」となったので授業当初から導入しました。
単語・熟語共に予習で調べている前提ですが,長期休暇明けなどで予習が出来ていない時は10分程度時間を取ります。熟語プリントに英語でのQ&Aを書いているので,予習済みの子や終わった子はこちらをします。
 
画像
 
 
 
②グラフィック・オーガナイザーもどきで内容理解
本文の中で内容的に重要だと思う部分で作成したグラフィック・オーガナイザー(写真参照)を完成させます。まだ字がメインな上に単に因果関係などを矢印でつないだだけのかなりお粗末なシロモノですが…。これは二学期から導入しました。
そもそも話の全体像が掴めていない生徒が多いように感じたので,まずはどんな内容なのか,話の流れを理解する段階です。生徒に聞きつつ板書しまくります。
 
画像
 
③授業の最初に英問英答&単語熟語の小テスト
授業の最初に,前時の復習と小テストを兼ねてT or Fの2択問題や英問英答をします。紙に印刷して配ることもあれば黒板に書くこともあります。問題を提示してから本文見ながらのリスニングをします。グラフィック・オーガナイザーが途中でも,全体を通した問題にします。
単語は”MSF teams give out these supplies.”などという例文の下線部の単語・熟語の日本語での意味を3択で答えるものです。例文は本文そのままだったり,本文と近くしたり。時間があればリピートやRead & Look upにも使えます。私は小テストの裏にコメントや質問を書かせるので(「なんでもいいから書いて!」と半ば強制),授業内で答え合わせをして授業の最後に回収です。
 
④音読
大阪工業大学の神谷健一先生が作成されたPhrase Reading Worksheet作成ツール 
を愛用しています。両面印刷でLevel が1〜3の三段階に分かれるように作ります。表面は全面Level 1で,左側がフレーズリーディング,右側が頭下し訳で熟語の意味の部分などが所々(  )になっています。裏面の左側はLevel 2で時々(   )のあるフレーズリーディング。頭文字のヒントあり。右側はLevel 3で(   )の数多めのフレーズリーディング。Level 2でも出た語句はヒント無し,です。最終的な目標は「Level 3をスラスラ読めること」としているので,1人で読んだりペアで読んだり,色々な方法で音読や暗唱の機会を与えます。
画像
 
 
大体これで1パート3時間くらいで進めます。後はノートに書かれている本文の訳をしたり,最後にもう一度リスニングして要約したりです。小テストや音読のやり方は色々変えますが,基本はこんな感じです。
もっとアウトプットの機会を与えるべきだとも,タスクなどによってコミュニカティブにするべきだとも思うのですが,いま私がしている授業のありのままを書いてみました。
 
 
一学期は②のグラフィック・オーガナイザーもどきを使わず頭下し訳を完成させていく感じだったのですが,今のやり方のほうが生徒の反応はいいです。その原因としては(1)グラフィック・オーガナイザーによって板書をどこに書けばいいかが明確かつ話の流れが掴みやすい(2)最初から日本語で理解しようとするより,英語の中での繋がりを理解するほうが処理が簡単。などを考えています。
 
 
長々とお読みいただきありがとうございました。
何かコメント・アドバイスなどあればぜひお願いします!
拙い授業&写真が歪んでいて見難くてすみません…。
明日からもよりよい授業ができるように頑張ります。
 
 
 
現実逃避が終わったので,160人分のテスト採点という現実と向き合わねば…ヽ(=´Д`=)ノ