一・二学期を振り返って

昨日で一応仕事納めでした。年度としてはまだ三学期が残っていますが,年の瀬ということで新米教師の一・二学期振り返りです。月ごとの箇条書きなのでざっくりしていますが,そしてさらに長いのですが,お時間あるときにでもお読みいただければ幸いです。
 
4月
同期の多さにびっくりする。担任するクラスの生徒(高校2年生)と初対面。緊張。授業の進め方で悩む。非常勤の先生にわーっと言われ悔しくて泣く。なんとか授業スタート。前の先生の訳読スタイルに慣れきった生徒から軽い反発。健康診断などでばたばた。生徒は慕ってくれるけど友達感覚なことに違和感。大学(院)生の6年間で怒るという感情も行動もなくなっていることに驚く。この時期は本当に怒れなかった。クラスの雰囲気に悩んでいたある日たまたま飲み会帰りの校長先生と駅まで一緒に歩くことに。「そこは一回,先生の考えをはっきり伝えた方がいいでしょうね」とアドバイスを頂く。それを受けて4月末に「今までは私も慣れなくてなぁなぁにした部分があるけど,今度から校則なんかについてちゃんと言うから。今まで言ってなかったのに,って不満はあると思うけど,そうするから。方針を急に変えることについてはごめん」と宣言。今まで慕ってくれていた中心グループと気まずくなる。
 
5月
授業はやっと軌道に乗った?中間考査。定着していないことに申し訳無さを感じる。なんかばたばた。この頃は9時退勤が当たり前みたいだった気がする。でもあんまり覚えてない…。
 
6月
少しは仕事に慣れたかな,という頃。正直4・5月は朝礼に行くのが憂鬱な朝もあったけど,この辺からはそんなこともなくなった。一時期反発した生徒も普通になった。加えてこの時期から子どものブレや揺らぎやすさが身にしみるように。決して毎日同じ個人・同じ集団じゃない。メソ研@関西大学に参加。
 
7月
期末考査&補習。今もしている「テスト問題案プリント」はこの一学期末から導入。補習最終日に,8月が誕生日の私にクラスの子がサプライズでメッセージボードとキャスキッドソンのバッグ&マグカップをプレゼントしてくれて嬉しかったぁ。この時期から同期の仲よしメンバーで飲むことが増えた。仕事がより楽しくなった理由の一つ。
 
8月
補習の翌日から部活の合宿へ。することなかったけど…。友人の結婚式のため途中で帰らせていただき,広島へ。久しぶりに大学の友達に会えて嬉しかった!その後北海道へ。全国英語教育学会(JASELE)で久しぶりに研究に触れる。色々な方にお会いできて楽しかった!白井先生のご講演も興味深かった。懇親会では周りの先生方のお陰でサインもらいまくり。あの時お世話になった先生方ありがとうございました♪帰ってきてからは夏フェス行ったり教員研修があったり。月末は再び補習。
 
9月
文化祭&体育祭。クラス内でゴタゴタがありつつもなんとかなって安心。人の性格を変えることは難しいけど,なんとか行動を変えることは出来ないかなぁと思う。高校二年生に「大人になりなさい」と言うのは変な気もするけど,なってほしい時もある。二学期から授業にグラフィックオーガナイザー導入。未だに私の中でより有効な使い方を模索中。
 
10月
修学旅行!つかれた!なんだかんだで生徒も私も泣いたけど,楽しかった。お互い成長できたかな?修学旅行翌日に大阪へ行ってLET秋季大会に参加。やっぱりたまにはああいう場に参加したい。修学旅行1週間後にあった中間考査ではだいぶ英語で点を取れる生徒が増えて嬉しかった。でもまだまだ。瀬戸内国際芸術祭へ初参加。大感動。ぜひ直島と豊島へ!
 
11月
土曜日授業が4回&オープンスクールでしんどかった月。授業はだいぶ型が出来て準備が楽に。その分ルーティーンでこなす感じに自己嫌悪。この時期は進路指導が難しかった。クラスの半分以上は進路決まってきた頃。決まらない何人かのモチベーションが低すぎて悩む。
 
12月
あっという間に師走。期末考査では今までで一番赤点の生徒が少なくて嬉しかった。補習して成績処理して掃除して飲んで友達に会って引っ越しして,慌ただしくも楽しかった。
 
 
こうして振り返ってみると,悩みつつも仕事が好きで楽しくて幸せな1年でした。支えてくれる家族,優しい先輩の先生方,しんどくても飲みに行けばげらげら笑える同期,なんだかんだ言ってものすごく可愛い生徒たち。素敵な人達に囲まれて,ありがたかったです。悲しいこともあったけど,その気持ちもゆっくり溶けていくでしょう。
 
来年の目標は倹約&英語力向上です。三日坊主にならないよう,計画的にしていきたいと思います。
 
今年お世話になった方々,本当にありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。
ブログを読んでくださる方々も,本当にありがとうございます。お陰で細々と続けられています。
 
周りの方への感謝の気持を忘れず,残り僅かな今年の日々を過ごしたいと思います。来年も,みなさまにとっていい年でありますように。
 
それでは良いお年を*゜

英語詩を使った授業

こんにちは。今日は2つまとめてブログを更新したいと思います。まずひとつめは昨日の補習で行った英語詩を使った授業について。
 
補習の時間が1時間中途半端に余るということで,何か普段していない活動ができないかなーと思いました。偏差値40〜50の生徒に対して投げ込み教材を使った授業のアイデアがあれば,と軽い気持ちでTwitterで尋ねたところ,大学時代の友人が”Twas the Night Before Christmas”を使った授業を教えてくれました。(ありがとう!!)友人の場合とはクラスサイズや方法が異なりましたが(友人は国際科&20人程度のクラス&TT),自分なりにしてみて意外と上手くいったのでまとめておきます。
(本当は25日の補習でしたかったのですが諸般の事情で27日にクリスマスの詩を扱うという間抜けなことに…。)
 
◯教材
 
◯内容
2〜3人のグループで詩の一場面を絵に描き朗読する。
 
◯準備物
  1. Twas the Night Before Christmasの本文中にある難しい語に日本語で注をつけたプリント。
  2. 絵を描く際参考になりそうなイラストを載せたプリント。
  3. 色画用紙
  4. 黒と赤の太字ペン
 
◯手順
  1. 前日の授業の最後に「ちょっと遅いけど明日クリスマスについての詩を読んで絵を描いてもらうから,電子辞書ある人は持って来たほうがいいよ。あと,色塗りたい人は何か持っておいで」と指示。
  2. 「みんなが思ってるサンタのイメージってこの詩の影響が大きいんだよ」などとちらっと話してTwas the Night Before Christmasのプリントを配布し,Youtubeビデオからの音を聞かせる。
  3. 「こんな感じの絵を描いて朗読してもらいます」と一番最初の場面を絵にしたものを見せる。(私の場合は絵の上手な同期が描いてくれました。感謝)
  4. 私の方で2〜3人のグループを作り,番号を振った色画用紙とペン,参考イラストのプリントを渡す。Twas the Night Before Christmasのプリントには予め場面を区切って番号を振っていたので,その番号と色画用紙の番号を照らしあわせて担当箇所を確認するよう指示。(口頭で番号を言うと私も生徒も混乱しがちなため)
  5. 25分程度時間を取り,絵を描かせる。わからない場合は私に質問。
  6. 最後10分程度でグループ代表を前に並ばせ,絵を見せながら朗読しておしまい。
 
◯工夫した点
・難しい語には注をつけておくこと(難語が多いので時間短縮のため)
・色画用紙に描かせること(色を塗る時間はないと判断したため。色画用紙だと赤と黒のペンだけでもそれらしくなる)
 
◯反省点
・音声的な指導が全然できなかったこと。代表で読む生徒には本番前に一度読ませて確認したけど,他の生徒は全く読めていない。せっかくなら音韻の指導なんかもちゃんとしたかった…
・作業中は自分たちの場面を描くことに夢中になり,発表中は友達の描いた絵を見るのが楽しく,結局どんな内容の詩なのかいまいち理解できていない様子だったこと。
 
◯授業してみての印象
3クラスでこの授業をしましたが,どのクラスも想像以上に楽しんでしてくれました。最初は冷めた反応をしていた生徒が他のクラスの生徒の作品を見せると「えー!やばー!うまい!」とがぜんやる気になったり,普段1人でぽつんとしていることの多い絵の上手な生徒がにこにこ笑っていたり,つい活動中の写真を撮ってしまうほど。難しくて分からないと諦めて絵のクオリティも低くなるかと思いきや,授業中よりもずっと熱心に辞書を引いて「先生,この単語ってこういう意味でいいんですか?!」と聞く生徒がいたり,短時間でびっくりするほど上手に絵を描く生徒がいたり。
 
放課後たまたま会った生徒に「先生,今日やった授業三学期もやる?あれ楽しかった!」と言われ,しかもその子が英語が苦手な子だったので,やってよかったのかなぁと嬉しく思いました。
 
もちろん改善点はたくさんありますし,自分の中で完璧に満足しているわけでは決してないのですが,二学期の締めくくりにあの授業ができてよかったと思います。次の課題はいかにクラス全体で話を共有し,英語力を伸ばせるかです。もしまた同じようなことをする機会があれば,全員が知っている話でしてみるつもりです。
 
そんなこんなの二学期最後の授業でした。ぐだぐだなまとめをお読みいただきありがとうございました。
次のブログでは4月からの教員生活を振り返ります。